これまでの企業法務は、何かトラブルが起こってから対処することが主な業務でしたが、それではトラブルが大きくなる可能性が高いとして、近年ではトラブルを未然に防ぐための予防法務が一般的になってきました。これまでの臨床法務は、もちろんとても重要な法務ですが、日本の企業が世界的にも認められる大企業として成長するにつれて、訴訟問題なども大きくなる傾向があり、転ばぬ先の杖として、予防法務が行われるようになってきているのです。

また、日本国内でも独占禁止法の強化が行われるなど、大企業が法的に罰せられることが多くなったり、アイディアやノウハウを巡る訴訟が増加していることもあり、企業はそのようなトラブルに巻き込まれないように、事前に調査などをする必要性が高まってきました。そうすることで、何かトラブルが起こっても最小限の損害で済ませることが可能になります。

特に、中小企業は大企業相手のトラブルとなると、太刀打ちできないのが現状です。だからこそ、予防法務が必要になってくるわけです。予防法務は自分の企業を守るための予防対策とも言えるでしょう。何か起こってからでは手遅れ。企業を、従業員を守りたいなら、すぐにでも予防法務に取りかかるようにしましょう。

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